昨日(2025年10月21日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安が優勢。
高市内閣が発足し、物価高対策や年収の壁を引き上げる旨が示されました。
市場は高市内閣発足に対して円安で反応し、円安傾向は夜まで継続しています。
日付が変わって以降は横ばいで推移し、20日終値に比べて円安で取引を終えました。
なお、日欧で主要な経済指標は発表されず、日欧関係に関する要人発言も伝わっていません。
本日(2025年10月22日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月22日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、175円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
しかし、円安の部分では買い注文が薄いです。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、177円台半ばの売り注文が特に厚いです。
表示されたチャート内でレジスタンスライン等を確認できないものの、何らかの理由で売り注文が優勢です。
また、174円台後半にも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年10月22日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年10月22日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を広げる展開で、日付が変わる頃から安定的な動きでした。
ユーロはプラス圏で推移し、夜にマイナスに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年10月22日)の主な経済指標
08:50(日)9月貿易統計
15:00(英)9月消費者物価指数(CPI)
21:25(EU)ラガルドECB総裁、発言
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。