昨日(2025年10月21日)のドル円動向振り返り
ドル円は円安の展開。
高市早苗氏が内閣総理大臣に就任し、記者会見を行いました。
首相は初閣議で経済対策の策定を指示することや、物価高対策を講じる旨を示しています。
ドル円は円安で反応しており、上下動を繰り返しながらも円安傾向が続きました。
なお、片山財務相が発言し、為替はファンダメンタルズを反映して安定的に推移するのが望ましい旨が報じられています。
また、日米で主要な経済指標は発表されていません。
本日(2025年10月22日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月22日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、151円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、150円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、152円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、151円台半ばにも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年10月22日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年10月22日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を広げる展開で、日付が変わる頃から安定的な動きでした。
ドルはプラス幅を拡大し、夜以降は穏やかに推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年10月22日)の主な経済指標
08:50(日)9月貿易統計
15:00(英)9月消費者物価指数(CPI)
21:25(EU)ラガルドECB総裁、発言
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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