昨日(2025年10月23日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.356(-0.024)<-0.71%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは続落。
EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、在庫増加幅は市場予想を上回りました。
発表直後のNATGASに特段の反応は見られなかったものの、その後に上下動し、最終的に22日終値よりも下落して取引を終えました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年10月24日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月24日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陰線を形成して続落となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
2日続けて陰線ながら、上ヒゲ部分で2日とも10月高値を更新しており、上昇圧力も強い状態です。
目先は、20日に作られた窓埋めに向けて下落が続くか、反発して高値更新が進むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
前日22日同様に、3.3ドル台後半を中心に小幅に上下する1日となりました。
平均足は陽線と陰線が交互に現れて、ローソク足と平均足が絡み合っており、明確な方向性は出ていません。
21日に到達した高値圏で値動きが停滞中です。
21日から続く高値圏を上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から変わらず418基でした。
稼働リグ数は2週連続で410基台で推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基増加して121基でした。
稼働リグ数は3週連続で増加し、3週連続の増加は7月中旬から8月上旬にかけて以来です。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で87bcf(10億立方フィート)増加し、3808bcfでした。
在庫増加幅は市場予想よりも大きく、在庫量は増加トレンドを維持しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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