昨日(2025年10月28日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高が優勢。
午前中から円高の展開で、午後まで継続しました。
円が他の主要通貨に対して強く、ユーロに対しても同様です。
その後はレンジ相場に転じ、7営業日ぶりの円高で取引を終えています。
なお、ドイツでGFK消費者信頼感調査が発表され、市場予想よりも弱い結果でした。
発表直後のユーロ円は円安が進んでいます。
また、本日から日銀の金融政策決定会合が開催され、結果は30日(木)に公表される予定です。
本日(2025年10月29日)のユーロ円チャートテクニカル分析

(チャートは2025年10月29日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、175円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、176円台半ばにも、特に厚い買い注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、176円台半ばから179円台半ばにかけて、売り注文を確認できます。
現在値周辺や円安の範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、178円台前半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

(画像は2025年10月29日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはドル円とポンド円です。
相関関係だったのは豪ドル円とポンドドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

(画像は2025年10月29日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はポンドです。
円はプラス圏で取引され、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
ユーロはゼロ付近で推移し、夜以降にややマイナスに傾きました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年10月29日)の主な経済指標
(日)日銀・金融政策決定会合(1日目)
22:45 (加)カナダ銀行 政策金利
27:00 (米)FOMC、終了後政策金利発表
27:30 (米)パウエルFRB議長、会見
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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