昨日（2025年10月28日）のS&P500の振り返り
| S&P500 | US500(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 6890.89 | 6903.0 |
| 前日比 | +15.73(+0.23%) | +14.6(+0.21%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年10月28日（火）のS&P500は、前日比15.73ポイント高（+0.23%）の6890.89ポイントで取引を終えました。
AI・半導体を中心としたハイテク株への買いが継続したほか、主要企業の決算への期待感が指数を押し上げました。
主要3指数はそろって史上最高値を更新しています。
連日の上昇の主要因は、米中貿易協議の進展期待と、連邦公開市場委員会（FOMC）での利下げ観測であると考えられます。
FOMCでの政策金利発表を目前に長期金利は低下し、株式市場の追い風となっています。
セクター別に見ると、11セクター中3セクターが上昇し、8セクターが下落しました。
上昇したセクターのトップ3は情報技術が+1.64%、一般消費財が+0.31%、素材が+0.14%です。
下落のワースト3は不動産が-2.22%、公益事業が-1.66%、エネルギーが-1.05%でした。
全体としては、下落セクターが多いものの、情報技術が指数をけん引しました。
個別銘柄では、インテル（INTC）、ペイパル・ホールディングス（PYPL）、アンフェノール（APH）、デル・テクノロジーズ（DELL）、ネットフリックス（NFLX）などが上昇。
フィリップ・モリス・インターナショナル（PM）、エクソン・モービル（XOM）、ダナハー（DHR）、シェブロン（CVX）、イーライ・リリー（LLY）などが下落しました。
本日（2025年10月29日）のUS500チャートテクニカル分析
（チャートは2025年10月29日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し、4営業日続伸となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
6800ポイント台から6900ポイント台まで上昇し、史上最高値を更新しました。
目先は、7000ポイントを目指して上昇が続くか、反落して6900ポイントを割れるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引半ばから上昇が進んだ後、後半に若干下落して取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
27日に窓を開けて寄り付いた後、ジリ高が続いています。
目先は、窓開け後のジリ高が続くか、反落して窓埋めへ向かうかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年10月29日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤から軟調な展開が続き、18時以降に上昇基調へ転じました。
22時頃に一度下落した後、深夜にかけて再上昇しましたが、終盤に反落して上げ幅を縮小しています。
最終的に+0.21%で取引を終え、主要3指数の中では最も小幅な上昇率に留まりました。
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日（2025年10月29日）の主な米国経済指標
29日（水）23:00（米国）9月住宅販売保留指数（前年同月比）
29日（水）23:00（米国）9月住宅販売保留指数（前月比）
29日（水）27:00（米国）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）、終了後政策金利発表
29日（水）27:30（米国）パウエル米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長、定例記者会見
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OANDA Lab編集部
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