昨日（2025年10月29日）のNYダウの振り返り
| NYダウ | US30(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 47,632.00 | 47,638.1 |
| 前日比 | -74.37(-0.16%) | -118.5(-0.25%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年10月29日（水）のNYダウは、前日比74.37ドル安（-0.16%）の47,632.00ドルで取引を終えました。
連邦公開市場委員会（FOMC）で0.25％の利下げが決定されましたが、取引後半にかけて売りが優勢となる展開でした。
パウエル議長が「12月の利下げは決して確実ではない」との旨を発言したことで、市場が織り込んでいた12月利下げ観測が後退しています。
米国債利回りが上昇し金利に敏感な大型株が売られた一方で、ハイテク株の一角に買いが入り市場全体を下支えしています。
個別銘柄を見ると、多くの銘柄で一服感が見られました。
エヌビディア（NVDA）、キャタピラー（CAT）、ベライゾン・コミュニケーションズ（VZ）、アマゾン・ドット・コム（AMZN）、アップル（AAPL）などが上昇。
ボーイング（BA）、ユナイテッドヘルス・グループ（UNH）、ナイキ（NKE）、コカ・コーラ（KO）、シャーウィン・ウィリアムズ（SHW）などが下落しました。
注目はキャタピラー（CAT）で、前日比+11.63%と大幅に上昇しています。
全体としては、前営業日までの上昇相場から一転し、構成銘柄の約8割が下落しています。
本日（2025年10月30日）US30のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年10月30日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上ヒゲの長い陰線を形成して、4営業日続伸後の反落となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
上ヒゲ部分で一時48,000ドルに到達し、史上最高値の更新が続きました。
目先は、48,000ドル到達後の反落が続くか、反発して48,000ドルを回復するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引半ばからの上昇後、後半は下落が進み、始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陽線と陰線が交互に現れて、ローソク足と平均足が絡み合っており、明確な方向性は出ていません。
28日高値と29日高値でダブルトップ形成の可能性があります。
目先は、ダブルトップ形成による下落が進むか、上昇が進み29日高値を超えるかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年10月30日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤から横ばいで推移しましたが、17時以降に下げ幅をやや広げました。
その後すぐに切り返して23時頃に+0.7%付近まで上昇したものの、終盤に大きく下げて再びマイナス圏に転じています。
最終的に-0.25%で取引を終え、主要3指数の中で最も大きな下落率を記録しました。
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日（2025年10月30日）の主な米国経済指標
特になし
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OANDA Lab編集部
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