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ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円は円安で152円台後半|FOMCは市場予想通り政策金利を引き下げ(2025年10月30日)

FXレポート

昨日(2025年10月29日)のドル円動向振り返り

ドル円はFOMC後に円安。

米連邦公開市場委員会(FOMC)後に政策金利が発表され、市場予想通り引き下げられました。
同時に発表された声明では、経済見通しの不確実性の高さが指摘されています。
その後、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見し、12月の利下げは確実ではない旨が示されました。
ドル円は円安で反応し、高値水準を維持して取引を終えています。

なお、日本で金融政策決定会合の1日目が開催されました。
本日は2日目で、結果は昼に公表される見込みです。

本日(2025年10月30日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2025年10月30日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月30日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)

「オーダーブック」を見ると、151円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、153円台半ばにも、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これを意識した注文の可能性があります。

その一方、151円台前半から154円付近にかけて、売り注文を確認できます。
現在値付近や円安の範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、153円台前半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年10月30日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係だったのはユーロ円と豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
豪ドル米ドルとも逆相関関係でした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年10月30日7時のもの)

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はゼロを中心に上下動し、本日朝時点でややマイナスに位置しています。
ドルはゼロを挟んで取引され、未明にプラス幅を拡大しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2025年10月30日)の主な経済指標

(日)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
15:30 (日)植田和男日銀総裁、定例記者会見
21:30 (米)7-9月期四半期実質GDP(速報値)
22:15 (EU)欧州中央銀行(ECB)政策金利

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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