昨日（2025年10月29日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：60.691（+0.161）＜+0.27%＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは夜に上昇。
朝から前日の終値を挟んで上下動する展開で、この傾向は夜まで続きました。
その後、EIA（米エネルギー情報局）が週間在庫統計を発表し、在庫量は市場予想よりも大幅に減少しました。
発表後のUSOILは上昇で反応したものの長続きせず、買い一巡後は値を戻す展開です。
最終的に、28日の終値に比べてやや上昇して取引を終えました。
【WTI原油(USOIL)】本日（2025年10月30日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年10月30日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上下にヒゲがあり実体の短い陽線を形成し、前日28日の下落に対する反発を見せました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
23日以降、60ドル付近が支持帯として機能する状態です。
目先は、60ドル付近の支持帯を割れて下落するか、反発して支持帯から離れる動きを見せるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
60ドル台半ばを中心に小幅に上下して、始値を若干上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
24日高値を天井とする、緩やかな下落が続いています。
目先は、24日高値からの下落が続くか、反発して24日高値を目指すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年10月24日時点の米国の原油リグ稼働数は420基でした。
2025年9月後半から減少が続いていましたが、直近は2基増加しています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2025年10月17日時点の原油在庫は前週比で96.1万バレルほど減少し、およそ4億2282万バレルです。
2025年9月後半から3週連続で増加しましたが、直近はわずかに減少しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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