昨日（2025年10月30日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：60.641（-0.050）＜-0.08%＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは最終的に下落。
米中首脳会談が行われ、通商をめぐる緊張の緩和が報じられています。
原油需要の拡大にとってプラス要因だと考えられるものの、USOILは前日終値を挟んで上下動する展開でした。
最終的に、29日の終値に比べてわずかに下落して取引を終えています。
【WTI原油(USOIL)】本日（2025年10月31日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年10月31日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上下にヒゲがあり実体の短い陰線を形成し、前日29日の小幅高に対し小幅安となりました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
23日以降、60ドル付近が支持帯として機能する状態が続いています。
目先は、60ドル付近の支持帯を割れて下落するか、反発して支持帯から離れる動きを見せるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引前半からジリ安が進んだ後、後半に上昇したものの始値を若干下回る水準で取引を終えました。
平均足は陽線と陰線が交互に現れて、ローソク足と平均足が絡み合っており、明確な方向性は出ていません。
28日から60ドル台半ばを中心とする水準で値動きが停滞中です。
目先は、60台半ばのレンジを上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年10月24日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から2基増加し、420基でした。
過去2週は410基台後半で推移していましたが、再び420基台まで増加しています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2025年10月24日時点の原油在庫は前週比で685.8万バレルほど減少し、およそ4億1597万バレルです。
直近は大きく減少しており、2025年6月後半からほぼ横ばいの動きが続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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