昨日（2025年11月4日）のNYダウの振り返り
| NYダウ | US30(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 47,085.24 | 47,203.2 |
| 前日比 | -251.44(-0.53%) | -153.4(-0.32%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年11月4日（火）のNYダウは、前日比251.44ドル安（-0.53%）の47,085.24ドルで取引を終えました。
市場では高値警戒感からリスク回避の動きが広がり、5営業日続落となりました。
前日に上昇基調だったハイテク株や半導体株が軟調となり、調整局面入りが意識されています。
CMEのFedWatchツールでは、12月利下げの織り込みが約7割に後退しました。
金と原油も軟調で、コモディティ市場にも警戒感が波及しています。
個別銘柄を見ると、ハイテク関連が軟調で、ヘルスケアや金融に買いが入りました。
トラベラーズ（TRV）、メルク（MRK）、ゴールドマン・サックス・グループ（GS）、ビザ（V）、ジョンソン・エンド・ジョンソン（JNJ）などが上昇。
キャタピラー（CAT）、エヌビディア（NVDA）、シスコ・システムズ（CSCO）、セールスフォース（CRM）、ボーイング（BA）などが下落しました。
全体としては、構成銘柄の半数以上が下落しています。
本日（2025年11月5日）US30のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年11月5日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は下ヒゲが長い陰線を形成して、続落となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
下落が進み一時的に47,000ドルを割れましたが、47,000ドルを回復して取引を終えました。
目先は、47,000ドル回復後の上昇が続くか、反落し47,000ドル割れへ向かうかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引開始から下落が進んだ後に反発しましたが、始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連後に陽転しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
10月28日、29日、30日の高値でトリプルトップを形成して下落が進んでいます。
目先は、トリプルトップ形成後の下落がどの水準まで進むかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年11月5日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤から下落基調が続き、19時頃に-1.0%まで下げました。
その後は上昇基調に転じ、終盤にかけて下げ幅を縮小しています。
最終的に-0.32%で取引を終え、主要3指数の中では最も小幅な下落率に留まりました。
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日（2025年11月5日）の主な米国経済指標
5日（水）22:15（米国）10月ＡＤＰ雇用統計（前月比）
5日（水）23:45（米国）10月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、改定値）
5日（水）23:45（米国）10月総合購買担当者景気指数（ＰＭＩ、改定値）
5日（水）24:00（米国）10月ＩＳＭ非製造業景況指数（総合）
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OANDA Lab編集部
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