昨日(2025年11月12日)のナスダック100の振り返り
| ナスダック100 | US100(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 25,517.33 | 25,553.6 |
| 前日比 | -16.16(-0.06%) | -26.2(-0.10%) |
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年11月12日(水)のナスダック100は、前日比16.16ポイント安(-0.06%)の25,517.33ポイントで取引を終えました。
米政府機関の閉鎖終結観測が広がる中、市場全体に買い基調が強まるも、AI関連銘柄が主導して下落となりました。
景気敏感株やディフェンシブ株に資金が流入しNYダウが史上最高値を更新する一方で、ハイテク株比率の高いナスダック100は弱含みました。
グロース株優位の流れから一転し、より安定性を重視した銘柄選好が広がっていると考えられます。
個別銘柄は、一部の半導体関連の買いが目立つ一方で、売られた銘柄も多く、明暗が分かれる展開でした。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、ネットフリックス(NFLX)、ラム・リサーチ(LRCX)、シスコ・システムズ(CSCO)、マイクロン・テクノロジー(MU)などが上昇。
パランティア・テクノロジーズ(PLTR)、アップロビン(APP)、アストラゼネカ(AZN)、アルファベット(GOOGL)、メタ・プラットフォームズ(META)などが下落しました。
注目はアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)で、前日比+9.00%と大きく上昇しています。
全体としては、構成銘柄の約半数がプラス圏で取引を終えています。
本日(2025年11月13日)US100のチャートテクニカル分析

(チャートは2025年11月13日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある実体の短い陰線を形成し、小幅安ながら2日続落となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
11月5日以降、25,700ポイント付近が抵抗帯として機能する状態が続いています。
目先は、抵抗帯を超えて上昇が進むか、抵抗帯を超えられず反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半からジリ高が進んだ後、後半に反落して始値を若干下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
11月5〜6日高値の水準が抵抗帯として機能しつつあります。
目先は、抵抗帯からの下落が進むか、反発して抵抗帯を突破するかに注目です。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート

(画像は2025年11月13日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US100は序盤からプラス圏で推移し、夕刻に一時+0.6%超まで上昇しました。
23時以降に急落してマイナス圏に沈みましたが、その後は終盤にかけてやや持ち直しています。
最終的に-0.10%で取引を終え、主要3指数の中では唯一マイナスとなりました。
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日(2025年11月13日)の主な米国経済指標
特になし
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OANDA Lab編集部
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