先週金曜日（2025年11月14日）のナスダック100の振り返り
| ナスダック100 | US100(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 25,008.24 | 25,070.8 |
| 前日比 | +14.74(+0.06%) | +56.0(+0.22%) |
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年11月14日（金）のナスダック100は、前日比14.74ポイント高（+0.06%）の25,008.24ポイントで取引を終えました。
12月利下げ観測が後退し、リスクオフムードから一時大幅に下げる場面がありましたが、下ヒゲを伸ばす形で買い戻され、小幅上昇で取引を終えました。
市場全体は調整色が強まる展開でしたが、ハイテク株への押し目買いが観測され、底堅さが示されました。
経済の先行きへの不透明感が拭えない状況の中、今週はエヌビディア（NVDA）の決算発表が注目されます。
個別銘柄は、半導体関連は堅調に推移した一方、グロース株や大型テック株の一部に調整の動きがみられました。
マイクロン・テクノロジー（MU）、エヌビディア（NVDA）、パランティア・テクノロジーズ（PLTR）、アプライド・マテリアルズ（AMAT）、インテュイット（INTU）などが上昇。
ネットフリックス（NFLX）、ASMLホールディング（ASML）、マーベル・テクノロジー（MRVL）、インテル（INTC）、アルファベット（GOOGL）などが下落しました。
全体としては、構成銘柄の約6割がマイナス圏だったものの、指数自体は微増でした。
本日（2025年11月17日）US100のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年11月17日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上下にヒゲのある実体の短い陽線を形成し、3日続落後の反発を見せました。
平均足は陽連後の陰転1日目で、ローソク足は平均足の下にあり、下落トレンド開始を示唆しています。
24,000ポイント台半ばまで下落し、直近安値の7日安値を一時下回りましたが、25,000ポイントを回復して取引を終えました。
目先は、再度25,000ポイントを割れて下落が続くか、25,000ポイント回復後の上昇が進むかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引前半からの下落後、後半に大きく上昇して始値を若干上回る水準で取引を終えました。
直近の平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
11月7日安値と14日安値でダブルボトムを形成しつつあります。
目先は、ダブルボトム形成により上昇が進むか、反落し14日安値割れを目指すかに注目です。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年11月17日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US100は序盤に小幅なプラス圏で推移した後、下落基調に転じて夜にかけて下げ幅を広げました。
23時30分に-1.8%付近まで下落しましたが、その後は急反発してプラス圏を回復しています。
最終的に+0.22%で取引を終え、主要3指数の中では最も大きな上昇率を記録しました。
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日（2025年11月17日）の主な米国経済指標
17日（月）22:30（米国）11月ニューヨーク連銀製造業景気指数
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OANDA Lab編集部
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