豪ドル/円見通し(為替/FX ニュース)：豪ドル円は円安で101円台前半｜豪金融政策会合議事要旨に市場は反応薄(2025年11月19日)

昨日（2025年11月18日）の豪ドル円動向振り返り

豪ドル円は最終的に円安。

昼まで円高が進み、午後以降は円安の展開でした。
先週末以来の値動きの範囲で推移し、方向感が定まっていません。
日付が変わってから円安の動きを強め、17日終値に比べて円安で取引を終えました。

なお、豪州準備銀行（RBA）が金融政策会合議事要旨を公開したものの、豪ドル円は反応薄でした。
議事要旨では、経済成長や労働市場が弱含めば追加緩和もありうる旨が示されています。
また、高市首相が発言し、政府債務の対GDP比を引き下げて財政の持続化を実現する旨が示されました。

本日（2025年11月19日）の豪ドル円チャートテクニカル分析

（チャートは2025年11月19日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）

「オーダーブック」を見ると、100円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、102円付近にも、特に厚い買い注文があります。
こちらもキリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。

その一方、101円台半ばから後半にかけて、売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、100円付近にも、厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2025年11月19日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2025年11月19日7時のもの）

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はゼロを挟んで取引され、未明にマイナス幅を広げました。
日中の豪ドルはおおむねマイナス圏で推移し、夜以降にプラス幅を拡大しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日（2025年11月19日）の主な経済指標

16:00（英）10月消費者物価指数（ＣＰＩ）
19:00（EU）10月消費者物価指数（ＨＩＣＰ）
28:00（米）米ＦＯＭＣ議事要旨

本日発表予定の経済指標はこちら

またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート

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