ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース)：ユーロ円は円安で180円付近｜史上最高値更新で180円台に到達(2025年11月19日)

昨日（2025年11月18日）のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は円安が継続。

方向感の定まらない動きで、レンジ相場で取引されました。
日付が変わると円安がやや優勢で、円安一巡後は円高方向に緩やかに戻っています。
この結果、史上最高値を更新して取引を終えました。

なお、高市首相が発言し、政府債務の対GDP比を引き下げて財政の持続化を実現し、市場からの信認を確保していく旨が示されました。
また、ユーロ圏で主要な経済指標は発表されず、日欧関係に関する要人発言も伝わりませんでした。

本日（2025年11月19日）のユーロ円チャートテクニカル分析

（チャートは2025年11月19日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）

「オーダーブック」を見ると、174円台前半から182円台半ばにかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、177円台後半の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。

その一方、180円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これを意識した注文の可能性があります。
また、179円台半ばにも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2025年11月19日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円、豪ドル円そして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルです。
ポンドドルとも弱い逆相関関係でした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2025年11月19日7時のもの）

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はゼロを挟んで取引され、未明にマイナス幅を広げました。
ユーロはゼロ付近で推移し、本日朝時点でマイナス圏に位置しています。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日（2025年11月19日）の主な経済指標

16:00（英）10月消費者物価指数（ＣＰＩ）
19:00（EU）10月消費者物価指数（ＨＩＣＰ）
28:00（米）米ＦＯＭＣ議事要旨

本日発表予定の経済指標はこちら

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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