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ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ円は円安で181円台前半|片山財務省のコメント後に円安が進む(2025年11月20日)

FXレポート

昨日(2025年11月19日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は円安が優勢。

日中は方向感の乏しい展開で、夜以降に円安が進みました。
植田日銀総裁らの三者会談後に片山財務相が発言し、円安について具体的な話は出なかった旨が示されています。
この発言を受けて円安が進んだと報じられています。

なお、日本で機械受注が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
また、ユーロ圏で消費者物価指数(HICP)が発表され、市場予想と一致しました。
発表直後のユーロ円に特段の反応は見られません。

本日(2025年11月20日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2025年11月20日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年11月20日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)

「オーダーブック」を見ると、175円台後半から182円台半ばにかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、177円台後半の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。

その一方、179円台半ばから182円台半ばにかけて、売り注文を確認できます。
現在値を挟んで広い範囲で発注されており、売り圧力の状況がわかります。
その中でも、181円台半ばの売り注文が特に厚いです。
この周辺で抵抗帯等は見つからないものの、何らかの理由で注目を集めている可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年11月20日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはポンドドルです。
逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年11月20日7時のもの)

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は円です。
円はプラス圏で推移した後、夜以降はマイナス幅を広げる展開でした。
ユーロはプラス圏で安定的に取引され、この傾向は本日の朝時点で継続しています。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2025年11月20日)の主な経済指標

22:30(米)9月非農業部門雇用者数変化
22:30(米)9月失業率
22:30(米)11月フィラデルフィア連銀景気指数
24:00(米)10月中古住宅販売件数

本日発表予定の経済指標はこちら

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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