昨日(2025年11月19日)のドル円動向振り返り
ドル円は夜以降に円安。
植田日銀総裁らによる三者会談が実施され、片山財務相が為替について具体的な話は出なかった旨を明らかにしました。
円安のけん制に対する警戒感が減退したと報じられており、円安が進んでいます。
円安は本日朝まで継続し、157円付近で取引を終えました。
なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公開され、多くのメンバーは12月の利下げに慎重である旨が示されました。
発表前後の時間帯のドル円は円安の展開です。
また、米雇用統計について米労働省労働統計局(BLS)が発表し、11月分を12月16日に公表する旨が報じられています。
本日(2025年11月20日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年11月20日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、155円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、154円付近にも、特に厚い買い注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、155円台後半から158円台半ばにかけて、売り注文を確認できます。
現在値付近や円安の範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、157円台前半の売り注文が特に厚いです。
現在値付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年11月20日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年11月20日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は円です。
円はプラス圏で推移した後、夜以降はマイナス幅を広げる展開でした。
ドルはプラス幅を拡大し、本日朝時点でプラス圏に位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年11月20日)の主な経済指標
22:30(米)9月非農業部門雇用者数変化
22:30(米)9月失業率
22:30(米)11月フィラデルフィア連銀景気指数
24:00(米)10月中古住宅販売件数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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