昨日（2025年11月25日）のNYダウの振り返り
| NYダウ | US30(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 47,112.45 | 47,147.8 |
| 前日比 | +664.18(+1.43%) | +669.5(+1.44%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年11月25日（火）のNYダウは、前日比664.18ドル高（+1.43%）の47,112.45ドルで取引を終えました。
連邦準備制度理事会（FRB）高官による利下げ指示発言や経済指標発表を受け、12月利下げ期待が強まり、指数は上昇して取引を終えました。
9月小売売上高および9月生産者物価指数のコアが予想を下回り、利下げ観測を強める要因となりました。
CMEのFedWatchツールによると、12月利下げの織り込み度は約8割まで上昇しました。
投資家心理を表すVIX指数は連日大幅下落し、リスク選好姿勢の強まりを示しています。
個別銘柄を見ると、ほぼ全ての銘柄がプラス圏で取引を終えており、全面高に近い状態です。
メルク（MRK）、ホーム・デポ（HD）、セールスフォース（CRM）、ウォルマート（WMT）、アムジェン（AMGN）などが上昇。
エヌビディア（NVDA）、シェブロン（CVX）が下落しました。
全体としては、構成銘柄の約9割が上昇しており、リスクオン傾向が強まりました。
本日（2025年11月26日）US30のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年11月26日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は陽線を形成して、直近高値を更新しました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
12日高値と21日安値の間の半値戻しを達成しました。
目先は、半値戻し後に下落が進むか、12日高値へ向け上昇が続くかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引半ばから大きく上昇が進み、当日高値付近で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
21日高値超えとともに上昇が加速しました。
目先は、21日高値超え後の上昇が続くか、反落し21日高値付近へ戻るかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年11月26日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤から0%付近でもみ合う展開が続き、方向感に乏しい値動きとなりました。
日付が変わって以降は上昇基調が強まり、終盤にかけて右肩上がりで推移しています。
最終的に約+1.44%で取引を終え、主要3指数の中で最も大きな上昇率を記録しました。
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日（2025年11月26日）の主な米国経済指標
26日（水）22:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
26日（水）22:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
26日（水）22:30（米国）9月耐久財受注（前月比）
26日（水）22:30（米国）9月耐久財受注・輸送用機器除く（前月比）
26日（水）23:45（米国）11月シカゴ購買部協会景気指数
26日（水）28:00（米国）米地区連銀経済報告（ベージュブック）
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OANDA Lab編集部
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