昨日（2025年11月25日）のS&P500の振り返り
| S&P500 | US500(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 6765.88 | 6769.4 |
| 前日比 | +60.76(+0.91%) | +56.4(+0.84%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年11月25日（火）のS&P500は、前日比60.76ポイント高（+0.91%）の6765.88ポイントで取引を終えました。
12月利下げ観測が強まったことで投資家のリスク選好姿勢が回復し、3営業日続伸となりました。
連邦準備制度理事会（FRB）高官による相次ぐ利下げ指示発言を受け、CMEのFedWatchツールによる12月利下げの織り込み度は8割超まで高まっています。
また、経済指標では9月小売売上高、9月生産者物価指数が軟化基調を示し、こちらも利下げ期待を強める要因となっています。
米国債利回りは低下し、株式市場を支援しました。
セクター別に見ると、11セクター中8セクターが上昇し、3セクターが下落しました。
上昇したセクターのトップ3は、ヘルスケアが+2.16%、一般消費財が+1.92%、コミュニケーション・サービスが+1.63%です。
下落したのはエネルギーが-0.68%、公益事業が-0.35%、情報技術が-0.03%です。
幅広いセクターが買われました。
個別銘柄では、フィリップ・モリス・インターナショナル（PM）、イーライ・リリー（LLY）、ボストン・サイエンティフィック（BSX）、メルク（MRK）、アリスタ・ネットワークス（ANET）などが上昇。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ（AMD）、オラクル（ORCL）、エクソン・モービル（XOM）、クアルコム（QCOM）、シェブロン（CVX）などが下落しました。
本日（2025年11月26日）のUS500チャートテクニカル分析
（チャートは2025年11月26日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は下ヒゲの長い陽線を形成し、3営業日続伸となりました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
21日安値を底値とする上昇が3営業日続いています。
目先は、上昇が続き11月高値を目指すか、反落して21日安値へ向かうかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
小幅な値動きの後、取引後半に上昇が進み始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
20日高値からの大幅下落を回復し、20日高値を若干上回りました。
目先は、20日高値超え後も上昇が続くか、20日高値到達を契機に反落するかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年11月26日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤から0%付近での小動きとなり、方向感に欠ける状態が続きました。
日付が変わってからは上昇基調に転じ、終盤にかけて上げ幅を拡大しています。
最終的に約+0.84%で取引を終え、主要3指数の中ではUS30に次ぐ上昇率となりました。
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日（2025年11月26日）の主な米国経済指標
26日（水）22:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
26日（水）22:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
26日（水）22:30（米国）9月耐久財受注（前月比）
26日（水）22:30（米国）9月耐久財受注・輸送用機器除く（前月比）
26日（水）23:45（米国）11月シカゴ購買部協会景気指数
26日（水）28:00（米国）米地区連銀経済報告（ベージュブック）
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OANDA Lab編集部
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