昨日(2025年11月26日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安の展開。
豪州で消費者物価指数(CPI)が発表され、市場予想よりも高い結果でした。
発表前後の豪ドル円は円安傾向で取引されています。
その後は押し目を作りつつ円安が継続し、25日終値に比べて円安で取引を終えました。
なお、経済対策に関して高市首相が発言し、金利の状況を見ながら両立させていく旨が報じられています。
本日(2025年11月27日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年11月27日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、99円台前半の買い注文が特に厚いです。
この周辺でサポートライン等は見つからないものの、何らかの理由で注目を集めている可能性があります。
また、100円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
その一方、99円台後半から103円台半ばにかけて、売り注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、100円台前半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年11月27日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円、ポンド円、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
ユーロドルとも相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年11月27日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を広げる展開で、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
豪ドルはプラス圏で穏やかに取引され、本日朝時点でプラス圏に位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年11月27日)の主な経済指標
(米国)休場(サンクスギビング)
21:30(EU)ECB理事会議事要旨
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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