昨日（2025年12月1日）のナスダック100の振り返り
| ナスダック100 | US100(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 25,342.85 | 25,365.0 |
| 前日比 | -92.04(-0.36%) | -61.2(-0.24%) |
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年12月1日（月）のナスダック100は、前日比92.04ポイント安（-0.36%）の25,342.85ポイントで取引を終えました。
先週から続いていた上昇基調が一服し、小幅安となりました。
11月ISM製造業景況指数は市場予想の49を下振れる48.2と9か月連続で50を割り込み、需要の弱さが示されています。
他市場では暗号資産が急落し、ビットコインを保有するストラテジー（MSTR）など関連株が大きく下げています。
CMEのFedWatchツールによる12月利下げの織り込み度は約9割を維持しているものの、市場参加者には慎重ムードが広がっています。
個別銘柄は、半導体や大型テックの一部に買いが入った一方で、指数自体は下落しています。
アップロビン（APP）、ASMLホールディング（ASML）、マイクロン・テクノロジー（MU）、マーベル・テクノロジー（MRVL）、エヌビディア（NVDA）などが上昇。
ショッピファイ（SHOP）、ブロードコム（AVGO）、アルファベット（GOOGL）、インテル（INTC）、アストラゼネカ（AZN）などが下落しました。
全体としては、構成銘柄の約7割が下落しています。
本日（2025年12月2日）US100のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年12月2日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は下ヒゲのある陰線を形成し、前営業日11月28日の上昇に対する反落となりました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
1日は下落しましたが、高値は28日高値を超えており、上昇圧力も強い状態です。
目先は、11月後半の上昇に対する反落が進むか、反発して高値更新を目指すかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引半ばからの上昇後、後半に下落して始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
12月1日の2つの高値でダブルトップ形成の可能性があります。
目先は、ダブルトップ形成による反落が進むか、反発し1日高値を超える上昇を見せるかに注目です。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年12月2日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US100は序盤から軟調に推移し、午後には一時-1.0%超まで下落しました。
その後、22時頃から上昇基調に転じ、深夜にプラス圏を回復したものの、引けにかけて再び値を下げています。
最終的に約-0.24%で取引を終え、主要3指数の中では最も小幅な下落率に留まりました。
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日（2025年12月2日）の主な米国経済指標
2日（火）10:00（米国）パウエル米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長、発言
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OANDA Lab編集部
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