昨日(2025年12月1日)のS&P500の振り返り
| S&P500 | US500(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 6812.63 | 6818.6 |
| 前日比 | -36.46(-0.53%) | -27.8(-0.41%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年12月1日(月)のS&P500は、前日比36.46ポイント安(-0.53%)の6812.63ポイントで取引を終えました。
先週末に高値圏まで戻してきた上昇基調が一転し、利益確定売りが優勢で小幅下落しました。
米国債利回りが上昇したことが、金利敏感株やハイテク株の売りを呼んだ要因として考えられます。
また、他市場では暗号資産が急落し、関連株が下落したことも投資家心理の重荷となりました。
11月ISM製造業景況指数は市場予想を下回り、景気後退を示唆する50を割り込んだ水準の推移を9か月継続し、景気の先行き懸念が意識されています。
セクター別に見ると、11セクター中3セクターが上昇し、8セクターが下落しました。
上昇したセクターのトップ3は、エネルギーが+0.91%、情報技術が+0.07%、一般消費財が+0.02%です。
下落したワースト3は公益事業が-2.35%、資本財・サービスが-1.49%、ヘルスケアが-1.49%です。
3セクターしか上昇しておらず、調整ムードが強まりました。
個別銘柄では、アップロビン(APP)、ネットフリックス(NFLX)、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、シェブロン(CVX)、エクソン・モービル(XOM)などが上昇。
GEエアロスペース(GE)、マクドナルド(MCD)、ファイザー(PFE)、コカ・コーラ(KO)、RTX(RTX)などが下落しました。
本日(2025年12月2日)のUS500チャートテクニカル分析

(チャートは2025年12月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲのある陰線を形成し、前営業日11月28日の上昇幅を超える下落となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
11月半ばからの6800ポイント台半ばの抵抗帯が機能する状態です。
目先は、抵抗帯からの下落が進むか、反発して抵抗帯を突破するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばからの上昇後、後半に下落して始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
11月26日の高値付近を前後して値動きが停滞しています。
目先は、11月26日の高値付近から上下どちらの方向へ進むかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート

(画像は2025年12月2日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤から値を下げる展開となり、午後には一時-0.7%超まで下落しました。
その後、22時頃から上昇基調に転じ、0%付近まで戻しましたが、引けにかけて再び下落しています。
最終的に約-0.41%で取引を終え、主要3指数の中ではUS30に次ぐ下落率となりました。
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日(2025年12月2日)の主な米国経済指標
2日(火)10:00(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
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OANDA Lab編集部
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