昨日(2025年12月1日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:59.602(+1.057)<+1.81%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは買いが優勢で上昇。
ウクライナの攻撃によりロシアの原油輸出に影響が出ていると報じられており、USOILの主要な上昇要因だった模様です。
また、トランプ米大統領が発言し、ベネズエラ空域の閉鎖を警告したと伝えられています。
ベネズエラは主要な原油輸出国の1つであり、これもUSOIL価格に影響した可能性があります。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年12月2日)のチャートテクニカル分析

(チャートは2025年12月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し、前営業日11月28日の反落を経て上昇を再開しています。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
上昇しましたが、節目価格60ドルを前後する値動きとなりました。
目先は、節目価格60ドルを突破して上昇が続くか、60ドルを割れて下落が進むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半の上昇の後、半ばに下落しましたが、後半に反発して始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陰転しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
11月21日安値と25日安値によるダブルボトム形成後の上昇が続いています。
目先は、ダブルボトム形成による上昇が続くか、反落して25日安値へ向かうかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年11月21日時点の米国の原油リグ稼働数は419基でした。
2025年11月前半から2週連続で増加しています。
原油在庫の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年11月21日時点の原油在庫は前週比で277.4万バレルほど増加し、およそ4億2693万バレルです。
2025年10月後半からやや増加基調が見え、原油在庫の増加は一般的に原油価格にマイナスの影響を与えるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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