昨日(2025年12月2日)のS&P500の振り返り
| S&P500 | US500(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 6829.37 | 6834.2 |
| 前日比 | +16.74(+0.25%) | +15.6(+0.23%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年12月2日(火)のS&P500は、前日比16.74ポイント高(+0.25%)の6829.37ポイントで取引を終えました。
前日は主要指数がそろって軟調でしたが、ハイテク株を中心に買い戻しが入りました。
来週に控える連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待から、投資家のリスク選好ムードが戻っています。
米国債利回りの上昇が一服したことで、金利敏感株など幅広い銘柄で買い優勢となりました。
また、暗号資産市場が回復したことも、投資家心理の改善につながったと考えられます。
セクター別に見ると、11セクター中3セクターが上昇し、8セクターが下落しました。
上昇したセクターは、資本財・サービスが+0.87%、情報技術が+0.84%、コミュニケーション・サービスが+0.37%です。
下落したワースト3はエネルギーが-1.28%、素材が-0.82%、公益事業が-0.72%です。
指数自体は上昇していますが、セクター別では3セクターのみの上昇に留まっています。
個別銘柄では、ボーイング(BA)、インテル(INTC)、アップロビン(APP)、KLA(KLAC)、キャタピラー(CAT)などが上昇。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、ボストン・サイエンティフィック(BSX)、シェブロン(CVX)、エクソン・モービル(XOM)、イーライ・リリー(LLY)などが下落しました。
本日(2025年12月3日)のUS500チャートテクニカル分析

(チャートは2025年12月3日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し、下落した前日1日の値幅内の取引に留まりました。
平均足は陽連後に陰転したものの、ローソク足は平均足の上にあり、方向性が定まっていません。
6800ポイント台半ばにある抵抗帯が機能する状態です。
目先は、抵抗帯からの反落が進むか、上昇が続き抵抗帯を突破するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばの上昇後、後半に乱高下しましたが、始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
11月28日の高値付近を前後する状態が続いており、値動きは停滞中です。
目先は、11月28日の高値付近の値動きを経て上下どちらへ進むかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート

(画像は2025年12月3日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤から方向感に欠ける展開が続き、夕刻には小幅なマイナス圏で推移しました。
17時以降は上昇基調が強まり、深夜に一時的な乱高下はありましたが、終盤までプラス圏を維持しています。
最終的に約+0.23%で取引を終え、主要3指数の中では最も小さな上昇率に留まりました。
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日(2025年12月3日)の主な米国経済指標
3日(水)22:15(米国)11月ADP雇用統計(前月比)
3日(水)23:15(米国)9月鉱工業生産(前月比)
3日(水)23:45(米国)11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
3日(水)23:45(米国)11月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)
3日(水)24:00(米国)11月ISM非製造業景況指数(総合)
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OANDA Lab編集部
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