昨日(2025年12月3日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は最終的に円安。
昨日朝から夜にかけて、緩やかな円安で取引されました。
ユーロドルが上昇しており、この影響を受けた模様です。
深夜に円高に転じて前営業日終値を下抜けたものの、円高一巡後に反発しています。
最終的に、わずかに円安で1日の取引を終えました。
なお、ユーロ圏で卸売物価指数(PPI)が発表され、前月比で市場予想と一致しました。
これに対して、ユーロ円は大きな反応を示していません。
また、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が発言し、インフレ率のコア指数はECBの中期的な目標と一致している旨が示されました。
本日(2025年12月4日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年12月4日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、179円付近から180円台後半にかけて、買い注文を確認できます。
円高の範囲で発注されており、買い意欲の状況がわかります。
その中でも、180円付近の買い注文が厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
その一方、181円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、180円台後半にも、厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年12月4日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と相関関係だったのはドル円と豪ドル円です。
その一方、弱い逆相関関係だったのは、ポンド円、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年12月4日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はドルです。
円はゼロを中心に取引され、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
ユーロはゼロ付近で推移し、本日朝時点でややマイナスに位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年12月4日)の主な経済指標
18:30(英)11月建設業購買担当者景気指数
19:00(EU)10月小売売上高
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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