昨日（2025年12月3日）のNYダウの振り返り
| NYダウ | US30(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 47,882.90 | 47,996.4 |
| 前日比 | +408.44(+0.86%) | +496.7(+1.05%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年12月3日（水）のNYダウは、前日比408.44ドル高（+0.86%）の47,882.90ドルで取引を終えました。
来週に開催される連邦公開市場委員会（FOMC）での利下げ期待の高まりを背景に、指数は続伸しました。
11月ADP雇用統計は予想を下回る結果となり労働市場の軟化が示され、市場では利下げが行われるとの見方が強まっています。
また、11月ISM非製造業景況指数は予想を上回ったものの、個別項目ではインフレ鈍化が意識されました。
投資家心理を表すVIX指数は低下し、リスク選好姿勢が強まっています。
個別銘柄を見ると、ヘルスケアや金融を中心に多くの銘柄が上昇しています。
ユナイテッドヘルス・グループ（UNH）、ゴールドマン・サックス・グループ（GS）、アムジェン（AMGN）、アメリカン・エキスプレス（AXP）、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー（JPM）などが上昇。
マイクロソフト（MSFT）、トラベラーズ（TRV）、ボーイング（BA）、エヌビディア（NVDA）、アマゾン・ドット・コム（AMZN）などが下落しました。
全体としては、構成銘柄の約7割がプラス圏で取引を終えています。
本日（2025年12月4日）US30のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年12月4日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は陽線を形成し、2日続伸で直近高値を更新しました。
平均足は陽連後の陰転2日目ですが、ローソク足は平均足の上にあり、明確な方向性は出ていません。
年初来高値のある48,000ドル台に一時タッチしました。
目先は、年初来高値に向けて上昇が進むか、48,000ドル到達を契機に反落するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引半ばから上昇が進み、当日高値付近で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
意識されていた11月28日高値超えとともに上昇が加速しました。
目先は、11月12日高値に向けて上昇が進むか、いったん反落するかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年12月4日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤から方向感に乏しい展開が続き、夜にかけて小幅なプラス圏で推移しました。
23時頃に下落して一時マイナス圏に沈んだものの、すぐに切り返して上昇基調を強め、終盤にかけて上げ幅を大きく拡大しています。
最終的に約+1.05%で取引を終え、主要3指数の中では最も大きな上昇率を記録しました。
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日（2025年12月4日）の主な米国経済指標
4日（木）22:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
4日（木）22:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
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OANDA Lab編集部
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