昨日(2025年12月3日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:59.168(+0.472)<+0.80%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは買いが優勢で上昇。
ウクライナとロシアの間の停戦について楽観的な見通しが後退したと報じられており、USOIL価格の上昇要因だった模様です。
また、ドルインデックスが低下しており、これも価格上昇に作用したと考えられます。
なお、EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、減少の市場予想に対して結果は増加でした。
発表直後のUSOILは特段の反応を示していません。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年12月4日)のチャートテクニカル分析

(チャートは2025年12月4日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し、11月27日から陽線と陰線が交互に現れています。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
58〜59ドル台での値動きとなり、下落した前日2日と同等の値幅となりました。
11月後半からの値動き停滞がいつまで続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半の上昇の後、半ばから下落しましたが、始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
11月28日安値と12月1日高値の間で値動きが停滞中です。
11月28日からのレンジを上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年11月21日時点の米国の原油リグ稼働数は419基でした。
前週から2基増加しており、2025年11月後半から2週連続で増加しています。
原油在庫の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年11月21日時点の原油在庫は前週比で277.4万バレルほど増加し、およそ4億2693万バレルです。
直近は増加しており、原油在庫の増加は一般的に原油価格にマイナスの影響を与えるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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