先週金曜日(2025年12月5日)のナスダック100の振り返り
| ナスダック100 | US100(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 25,692.05 | 25,701.8 |
| 前日比 | +110.35(+0.43%) | +101.0(+0.39%) |
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年12月5日(金)のナスダック100は、前日比110.35ポイント高(+0.43%)の25,692.05ポイントで取引を終えました。
この日発表された経済指標が連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げを裏付ける材料となり、指数は続伸しました。
12月ミシガン大学消費者信頼感指数は53.3と予想を上回り、1年先の予想インフレ率は前月比で低下しました。
また、9月個人消費支出(PCE)は予想通りとなり、緩やかなインフレが示されています。
投資家心理を表すVIX指数は低下し買いの安心感が広がっていますが、週末を前に高値警戒感も意識されました。
個別銘柄は、AI・半導体関連を中心としたテック系が再評価される動きが強まりました。
マイクロン・テクノロジー(MU)、インテル(INTC)、ブッキング・ホールディングス(BKNG)、パランティア・テクノロジーズ(PLTR)、メタ・プラットフォームズ(META)などが上昇。
ネットフリックス(NFLX)、ペプシコ(PEP)、ASMLホールディング(ASML)、ショッピファイ(SHOP)、アップル(AAPL)などが下落しました。
全体としては、構成銘柄の約6割がプラス圏で取引を終えています。
本日(2025年12月8日)US100のチャートテクニカル分析

(チャートは2025年12月8日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲがある陽線を形成し、前日4日の反落を挟み上昇を再開しました。
平均足は陰連後の陽転3日目で、ローソク足は平均足の上にあり、上昇トレンド開始を示唆しています。
11月前半からの抵抗帯である25,000ポイント台半ばでの値動き停滞が継続中です。
目先は、抵抗帯を超えて上昇が進むか、抵抗帯を超えられず反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半の上昇の後、後半に大きな上昇と下落を見せて取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
2日の高値水準が抵抗帯となる値動きが続きましたが、5日は2日高値を超えて上昇が進みました。
目先は、2日の高値水準超え後も上昇が続くか、反落して再度2日の高値水準へ戻るかに注目です。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート

(画像は2025年12月8日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US100は序盤から堅調に推移し、夕刻には一時+0.4%超まで値を上げました。
その後、23時頃にマイナス圏へ沈んだ後、反発して一時+0.9%近くまで上昇しましたが、終盤にかけて上げ幅を縮小しています。
最終的に約+0.39%で取引を終え、主要3指数の中では最も大きな上昇率を記録しました。
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日(2025年12月8日)の主な米国経済指標
特になし
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OANDA Lab編集部
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