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ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):先週末のドル円は円安で155円台前半|米PCEデフレーターは市場予想と一致(2025年12月8日)

FXレポート

先週金曜日(2025年12月5日)のドル円動向振り返り

ドル円は最終的に円安。

日中のドル円は円高が優勢な場面がありました。
日銀による政策金利引き上げ見通しの報道を受けた動きの模様です。
売り一巡後は円安傾向に戻り、夜にかけて円安が進みました。
未明以降は値動きが落ち着き、4日終値に比べて円安で取引を終えています。

なお、米国で個人消費支出(PCEデフレーター)が発表され、市場予想と一致しました。
同時に発表されたミシガン大学消費者態度指数が市場予想よりも強く、発表直後のドル円は円安で反応しています。

本日(2025年12月8日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2025年12月8日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年12月8日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)

「オーダーブック」を見ると、154円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、153円台半ばにも、特に厚い買い注文があります。
この周辺でサポートライン等は見つからないものの、何らかの理由で注目を集めている可能性があります。

その一方、155円付近から158円付近にかけて、売り注文を確認できます。
現在値付近や円安の範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、157円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これを狙った注文の模様です。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年12月8日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
豪ドル米ドルとも弱い相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルです。
ポンドドルとも逆相関関係でした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年12月8日7時のもの)

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨は円です。
円は昼にプラス幅を広げる場面があったものの、夜以降にマイナス幅を拡大しました。
ドルはマイナス圏で上下動し、この傾向は本日の朝時点で継続しています。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

今週のドル円の注目材料

8日(月)8:50(日本)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
8日(月)8:50(日本)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(年率換算)
8日(月)8:50(日本)10月国際収支・貿易収支
9日(火)-(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
9日(火)12:30(豪州)豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
9日(火)24:00(米国)10月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
10日(水)22:30(米国)7-9月期四半期雇用コスト指数(前期比)
10日(水)23:45(カナダ)カナダ銀行 政策金利
10日(水)28:00(米国)11月月次財政収支
10日(水)28:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
10日(水)28:30(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
10日(水)30:30(ブラジル)ブラジル中央銀行政策金利
11日(木)17:30(スイス)スイス国立銀行政策金利
11日(木)22:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
11日(木)22:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
11日(木)22:30(米国)9月貿易収支
12日(金)16:00(英国)10月月次国内総生産(GDP)(前月比)
12日(金)25:00(ロシア)7-9月期実質国内総生産(GDP、改定値)(前年比)

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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