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ナスダック100の振り返りと見通し:FOMC前の様子見で小幅高。半導体は堅調を維持(2025年12月10日)

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昨日(2025年12月9日)のナスダック100の振り返り

ナスダック100 US100(※)
終値 25,668.69 25,658.2
前日比 +40.74(+0.16%) -24.9(-0.10%)

※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年12月9日(火)のナスダック100は、前日比40.74ポイント高(+0.16%)の25,668.69ポイントで取引を終えました。

連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%利下げが織り込まれ11月末から上昇基調が継続する中、高値警戒感が意識され上値追いは限られました。

10月求人労働異動調査(JOLTS)は予想を上回ったものの増加は一部業種に限られ、またレイオフ増加が目立ち労働市場の減速が示唆され、投資家の慎重姿勢を促す要因となりました。

一方、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は高値圏を維持し、半導体関連の強さを示しています。

個別銘柄はまちまちの展開で、半導体やAI関連に買いが入った一方で、ヘルスケアは売られました。

アップロビン(APP)、マイクロン・テクノロジー(MU)、ラム・リサーチ(LRCX)、ブロードコム(AVGO)、インテル(INTC)などが上昇。
アストラゼネカ(AZN)、インテュイティブ・サージカル(ISRG)、TモバイルUS(TMUS)、ASMLホールディング(ASML)、アプライド・マテリアルズ(AMAT)などが下落しました。

全体としては、構成銘柄の約半数がプラス圏で取引を終えています。

本日(2025年12月10日)US100のチャートテクニカル分析

本日(2025年12月10日)US100のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年12月10日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は下ヒゲがある実体の短い陰線を形成し、小幅安ながら2日続落となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
11月前半からの抵抗帯である、25,000ポイント台半ばでの値動き停滞が継続中です。
目先は、抵抗帯を超えて上昇が進むか、抵抗帯を超えられず反落するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引前半からジリ安が進んだ後、後半に反発しましたが、始値を若干下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰線と陽線が交互に現れて、ローソク足と平均足は絡み合っており、明確な方向性は出ていません。
5日の値幅内の取引が2営業日続いています。
5日の値幅を上下どちらの方向へ突破するかに注目です。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

米国の主要株価指数の変化率チャート2025/12/10
(画像は2025年12月10日7時のもの)

米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US100は序盤から軟調な推移が続き、23時以降に一時-0.5%付近まで下落しました。
しかし、その後すぐに切り返して上昇し、終盤にかけて下げ幅を縮小しています。
最終的に約-0.10%で取引を終え、主要3指数の中では最も小さな下落率に留まりました。

US100 NASDAQ100指数を参照したCFD
US30 NYダウ指数を参照したCFD
US500 S&P500指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日(2025年12月10日)の主な米国経済指標

10日(水)22:30(米国)7-9月期四半期雇用コスト指数(前期比)
10日(水)28:00(米国)11月月次財政収支
10日(水)28:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
10日(水)28:30(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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