昨日(2025年12月11日)のドル円動向振り返り
ドル円は円高が進む。
10日の流れが継続し、11日も円高の展開でした。
日付が変わってから円安方向に戻ったものの、10日終値に比べて円高で取引を終えています。
なお、日本で四半期法人企業景気予測調査が発表され、大企業全産業業況判断指数は前回の値よりも強い数字でした。
これに対して、ドル円は特段の反応を示していません。
また、米国で前週分新規失業保険申請件数が発表され、市場予想よりも弱い結果でした。
発表前後のドル円は円高で取引されています。
本日(2025年12月12日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年12月12日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、153円台前半から156円台前半にかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺や円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、153円台半ばの買い注文が特に厚いです。
この周辺でサポートライン等は見つからないものの、何らかの理由で注目を集めている可能性があります。
その一方、153円台後半から158円付近にかけて、売り注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、157円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年12月12日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係だったのはポンド円です。
豪ドル円とも弱い相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
豪ドル米ドルとも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年12月12日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はプラス圏で上下動し、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
午後の米ドルはプラス圏で取引され、夜にマイナスに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年12月12日)の主な経済指標
16:00(英)10月月次国内総生産(GDP)
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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