昨日(2025年12月16日)のナスダック100の振り返り
| ナスダック100 | US100(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 25,132.94 | 25,114.2 |
| 前日比 | +65.67(+0.26%) | +3.0(+0.01%) |
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年12月16日(火)のナスダック100は、前日比65.67ポイント高(+0.26%)の25,132.94ポイントで取引を終えました。
政府機関閉鎖により延期されていた雇用統計と小売売上高が発表され、強弱入り交じる内容でした。
指数は方向感なく上下に変動し、終盤から引けにかけて買われ小幅高となりました。
11月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想を上回ったものの失業率が予想を上回り、労働市場の軟化が示されました。
一方、10月小売売上高は市場予想を下回り、前月比で横ばいとなりました。
半導体関連は引き続き軟調で、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は続落しています。
個別銘柄は、ハイテク関連やグロース株に買いが入ったものの、一部の半導体関連は売られました。
テスラ(TSLA)、パランティア・テクノロジーズ(PLTR)、メタ・プラットフォームズ(META)、ショッピファイ(SHOP)、インテュイット(INTU)などが上昇。
アーム・ホールディングスADR(ARM)、マイクロン・テクノロジー(MU)、ASMLホールディング(ASML)、ラム・リサーチ(LRCX)、インテル(INTC)などが下落しました。
全体としては、銘柄間で強弱の差が目立つ展開でした。
本日(2025年12月17日)US100のチャートテクニカル分析

(チャートは2025年12月17日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある実体の短い陰線を形成し、3営業日続落となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足の下にあり、トレンド転換を示唆しています。
3営業日続落かつ安値更新が続いており、10日高値を天井とする下落が進んでいます。
目先は、10日高値からの下落が続くか、反発して10日高値へ向かうかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半の下落後、半ば以降は上昇が進み始値付近で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
25,000ポイントを割れた後に反発が進む形となりました。
目先は、25,000ポイント割れ後の反発が続くか、反落し再度25,000ポイントを割れるかに注目です。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート

(画像は2025年12月17日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US100は序盤から軟調な展開が続き、夕刻に一時-1.0%超まで下落しました。
その後、切り返して夜に0%付近まで上昇しましたが、終盤にかけては不安定な動きが続いています。
最終的に約+0.01%で取引を終え、主要3指数の中では唯一プラス着地となりました。
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日(2025年12月17日)の主な米国経済指標
17日(水)21:00(米国)MBA住宅ローン申請指数(前週比)
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OANDA Lab編集部
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