昨日（2025年12月16日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：55.234（-1.468）＜-2.59%＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは4営業日続落。
今年から来年にかけて原油供給が需要を上回ると予想されており、USOILに下落圧力がかかっています。
また、ウクライナでの紛争終結に向けて協議の進展が期待されたと報じられており、これも価格下落要因だった模様です。
この結果、一時的に2021年1月以来の水準まで下落しました。
【WTI原油(USOIL)】本日（2025年12月17日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年12月17日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は長めの陰線を形成し、4営業日続落となりました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
一時54ドル台まで下落するなど、年初来安値を更新しました。
目先は、安値更新を伴う下落が続くか、安値更新を契機とする反発が生じるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引前半から終日下落が続く1日となりました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
前日15日半ばから進む下落が続く形となりました。
15日半ばからの下落がどの水準まで進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年12月12日時点の米国の原油リグ稼働数は414基でした。
前週から1基増加し、2週連続で増加しています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2025年12月5日時点の原油在庫は前週比で181.2万バレルほど減少し、およそ4億2569万バレルです。
直近はやや減少しましたが、大局的には2025年10月後半以降はやや右肩上がりです。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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