昨日(2025年12月17日)のS&P500の振り返り
| S&P500 | US500(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 6721.43 | 6747.6 |
| 前日比 | -78.83(-1.16%) | -58.2(-0.86%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年12月17日(水)のS&P500は、前日比78.83ポイント安(-1.16%)の6721.43ポイントで取引を終えました。
先週末からの調整基調が継続し、12月安値を更新しています。
AI関連を中心にハイテク株が売りを主導し、指数は大幅下落しました。
エヌビディア(NVDA)やブロードコム(AVGO)をはじめとする半導体が売られ、AIバブルへの警戒感の広がりを示しています。
投資家は年末に向けた持ち高調整を優先し、様子見姿勢を強めています。
セクター別に見ると、11セクター中4セクターが上昇し、7セクターが下落しました。
上昇したセクターのトップ3はエネルギーが+2.21%、生活必需品が+0.45%、素材が+0.43%です。
下落したセクターのワースト3は情報技術が-2.19%、コミュニケーション・サービスが-1.90%、資本財・サービスが-1.64%でした。
情報技術やコミュニケーション・サービスの売りが目立ち、指数自体もマイナス圏で取引を終えています。
個別銘柄では、エクソン・モービル(XOM)、シェブロン(CVX)、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)、ボストン・サイエンティフィック(BSX)、S&Pグローバル(SPGI)などが上昇。
インテル(INTC)、アップル(AAPL)、アルファベット(GOOGL)、マイクロン・テクノロジー(MU)、オラクル(ORCL)などが下落しました。
本日(2025年12月18日)のUS500チャートテクニカル分析

(チャートは2025年12月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成して2日続落となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
11月21日安値と12月11日高値の3割戻しを達成しました。
目先は、3割り戻しで反発を見せるか、半値戻しに向けさらに下落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半の上昇後、半ば以降に大きく下落して始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
意識されていた12日安値割れとともに下落が加速しました。
目先は、12日安値割れ後の下落が続くか、反発して12日安値を回復するかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート

(画像は2025年12月18日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤に0%付近でもみ合った後、15時頃から上昇基調を強め、夜には一時+0.5%付近まで値を上げました。
しかし、22時以降に下落に転じ、終盤にかけて下げ幅を広げています。
最終的に約-0.86%で取引を終え、主要3指数の中ではUS100に次ぐ下落率となりました。
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日(2025年12月18日)の主な米国経済指標
18日(木)22:30(米国)12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
18日(木)22:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
18日(木)22:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
18日(木)22:30(米国)11月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
18日(木)22:30(米国)11月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
18日(木)30:00(米国)10月対米証券投資
18日(木)30:00(米国)10月対米証券投資(短期債除く)
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OANDA Lab編集部
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