先週金曜日(2025年12月19日)のドル円動向振り返り
ドル円は円安の展開。
日銀が政策金利を発表し、市場予想通り引き上げました。
同時に発表された声明において、現在の実質金利は極めて低い水準にあるとの認識が示されています。
発表直後のドル円は方向感の乏しい動きでしたが、その後は円安が進みました。
植田日銀総裁の記者会見がハト派的だったと報じられており、これを受けた動きの模様です。
なお、米国で中古住宅販売件数等が発表され、市場予想よりも弱い結果でした。
発表直後のドル円は大きな反応を示していません。
本日(2025年12月22日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年12月22日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、156円台後半の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、156円付近にも、特に厚い買い注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、157円台後半の売り注文が特に厚いです。
現在値付近で発注されており、これを狙った注文の可能性があります。
また、154円台前半でも売り注文を確認できます。
サポートラインよりも少し円高の水準で発注されており、これが意識されている模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
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ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年12月22日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルです。
ポンドドルとも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年12月22日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を広げる展開で、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
ドルはプラス幅を拡大し、夜以降はプラス圏で上下動しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のドル円の注目材料
22日(月)16:00(英国)7-9月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
22日(月)16:00(英国)7-9月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
23日(火)22:30(カナダ)10月月次国内総生産(GDP)(前年同月比)
23日(火)22:30(カナダ)10月月次国内総生産(GDP)(前月比)
23日(火)22:30(米国)7-9月期四半期コアPCE・速報値(前期比年率)
23日(火)22:30(米国)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
23日(火)22:30(米国)7-9月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比年率)
23日(火)22:30(米国)10月耐久財受注(前月比)
23日(火)22:30(米国)10月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
23日(火)23:15(米国)11月鉱工業生産(前月比)
23日(火)24:00(米国)12月リッチモンド連銀製造業指数
23日(火)24:00(米国)12月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
24日(水)8:50(日本)日銀・金融政策決定会合議事要旨
24日(水)22:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
24日(水)22:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
25日(木)-(日本)植田和男日銀総裁、発言
26日(金)8:30(日本)11月失業率
26日(金)8:30(日本)11月有効求人倍率
26日(金)8:30(日本)12月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
26日(金)8:50(日本)11月鉱工業生産・速報値(前年同月比)
26日(金)8:50(日本)11月鉱工業生産・速報値(前月比)
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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