昨日(2025年12月22日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安が優勢。
日中の豪ドル円は値動きが乏しかったものの、夕刻に円安が進みました。
この時間帯の円は他の主要通貨に対して弱く、豪ドルに対しても同様です。
円安一巡後は円高方向に戻ったものの、19日終値に比べて円安で取引を終えました。
なお、片山財務相が口先介入し、足もとの円安は完全に投機である旨が示されています。
発言後の豪ドル円は円高がやや優勢です。
また、豪州で主要な経済指標は発表されず、日豪関係に関する要人発言も伝わりませんでした。
本日(2025年12月23日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年12月23日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、102円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、104円台後半にも、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、104円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、105円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年12月23日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ポンド円、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
相関関係だったのはユーロ円とユーロドルです。
その一方、弱い逆相関関係だったのはドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年12月23日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はドルです。
円はゼロを挟んで取引され、本日朝時点でややマイナスに位置しています。
豪ドルはプラス幅を拡大し、夕刻以降は安定的な動きです。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年12月23日)の主な経済指標
09:30(豪)豪準備銀行金融政策会合議事要旨
22:30(米)7-9月期四半期実質GDP速報値
22:30(加)10月月次国内総生産(GDP)
24:00(米)12月消費者信頼感指数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。