ホーム » マーケットニュース » NYダウの振り返りと見通し:GDP上振れで景気堅調確認。ハイテク買いが継続(2025年12月24日)

NYダウの振り返りと見通し:GDP上振れで景気堅調確認。ハイテク買いが継続(2025年12月24日)

ニュース

昨日(2025年12月23日)のNYダウの振り返り

NYダウ US30(※)
終値 48,442.41 48,486.2
前日比 +79.73(+0.16%) +66.0(+0.14%)

※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年12月23日(火)のNYダウは、前日比79.73ドル高(+0.16%)の48,442.41ドルで取引を終えました。

政府機関閉鎖により延期されていた第3四半期国内総生産(GDP)が発表され、予想を上回る内容で米経済の底堅さが示されました。
経済の減速懸念が後退し、追加利下げペースが鈍化するとの見通しが強まり、市場は売りが先行したものの、売り一巡後は上昇基調が強まりました。

GDPに続いて発表された12月消費者信頼感指数は予想を下回り、買い戻しを強める要因となりました。

個別銘柄を見ると、テック関連や金融が引き続き強さを見せる一方で、小売や消費関連は調整が見られます。

エヌビディア(NVDA)、アマゾン・ドット・コム(AMZN)、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(JPM)、アップル(AAPL)、シェブロン(CVX)などが上昇。
マクドナルド(MCD)、ウォルマート(WMT)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、コカ・コーラ(KO)、セールスフォース(CRM)などが下落しました。

全体としては、クリスマス前ということもあり、様子見ムードが強まっており、値動きが小幅の銘柄も多い状況です。

なお、本日24日(水)の株式市場は短縮取引、明日25日(木)はクリスマスの祝日で休場となります。

本日(2025年12月24日)US30のチャートテクニカル分析

本日(2025年12月24日)US30のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年12月24日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は上下にヒゲがある陽線を形成し、3営業日続伸となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
前日22日に続いて23日も48,000ドル台の中での上昇が進みました。
目先は、12日高値に向けて上昇が続くか、反落し48,000ドルを割れるかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引半ばの下落の後、後半に上昇が進み始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
前日22日同様、上昇の後に16日高値付近で値動きが停滞しました。
目先は、16日高値を超えて上昇が加速するか、16日高値を超えられず反落するかに注目です。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

米国の主要株価指数の変化率チャート2025/12/24
(画像は2025年12月24日7時のもの)

米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤から方向感に乏しく、夜にかけて0%を挟んで上下する展開となりました。
22時以降に下落基調を強めて一時-0.25%付近まで値を下げましたが、その後は持ち直してプラス圏を回復しています。
最終的に約+0.14%で取引を終え、主要3指数の中では最も小幅な上昇率に留まりました。

US30 NYダウ指数を参照したCFD
US100 NASDAQ100指数を参照したCFD
US500 S&P500指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日(2025年12月24日)の主な米国経済指標

24日(水)22:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
24日(水)22:30(米国)前週分新規失業保険申請件数

本日発表予定の経済指標はこちら

OANDA CFD
Twitter Youtube

Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする
一覧へ戻る