昨日（2025年12月23日）のS&P500の振り返り
| S&P500 | US500(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 6909.79 | 6917.8 |
| 前日比 | +31.30(+0.46%) | +28.4(+0.41%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年12月23日（火）のS&P500は、前日比31.30ポイント高（+0.46%）の6909.79ポイントで取引を終えました。
クリスマスを控えて薄商いとなる中、ハイテク株に買い戻しが入り最高値圏で続伸しました。
この日発表された第3四半期国内総生産（GDP）は予想を上回り、経済の堅調さが示されました。
これを受けて早期利下げ観測が後退し、市場は下落で反応したものの、売り一巡後は切り返してハイテク株や景気敏感株など幅広い銘柄が買われる地合いとなりました。
投資家心理を表すVIX指数は連日低下し、市場には安心感が広がっていると考えられます。
セクター別に見ると、11セクター中7セクターが上昇し、4セクターが下落しました。
上昇したセクターのトップ3はコミュニケーション・サービスが+0.99%、情報技術が+0.95%、エネルギーが+0.64%です。
下落したセクターのワースト3は生活必需品が-0.41%、ヘルスケアが-0.19%、資本財・サービスが-0.05%でした。
個別銘柄では、エヌビディア（NVDA）、ブロードコム（AVGO）、フィリップ・モリス・インターナショナル（PM）、エクソン・モービル（XOM）、TモバイルUS（TMUS）などが上昇。
ペプシコ（PEP）、マクドナルド（MCD）、オラクル（ORCL）、ファイザー（PFE）、ジョンソン・エンド・ジョンソン（JNJ）などが下落しました。
本日24日（水）の株式市場は短縮取引、明日25日（木）はクリスマスの祝日で休場となります。
本日（2025年12月24日）のUS500チャートテクニカル分析
（チャートは2025年12月24日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は下ヒゲのある陽線を形成し、4営業日続伸となりました。
平均足は陽転2日目で、ローソク足は平均足を上放れしつつあり、上昇トレンド開始を示唆しています。
4営業日続伸で12月11日高値水準まで上昇が進みました。
目先は、11日高値も超えて史上最高値を更新するか、11日高値は超えられず反落するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引半ばの下落の後、後半に上昇が進み始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
6900ポイント到達後に上昇が加速する形となりました。
目先は、節目の7000ポイントに向けて上昇が続くか、7000ポイントには到達せず反落するかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年12月24日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤から方向感に乏しい展開で、0%を挟んで上下しながら推移し、23時過ぎには一時-0.2%超まで下落しました。
しかし、その後は急速に切り返して、終盤にかけて上昇幅を広げています。
最終的に約+0.41%で取引を終え、主要3指数の中ではUS100に次ぐ上昇率となりました。
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日（2025年12月24日）の主な米国経済指標
24日（水）22:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
24日（水）22:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
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OANDA Lab編集部
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