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S&P500の振り返りと見通し:連日上昇で最高値更新。サンタクロースラリー期待を維持(2025年12月25日)

ニュース

昨日(2025年12月24日)のS&P500の振り返り

S&P500 US500(※)
終値 6932.05 6939.7
前日比 +22.26(+0.32%) +21.9(+0.32%)

※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年12月24日(水)のS&P500は、前日比22.26ポイント高(+0.32%)の6932.05ポイントで取引を終えました。

クリスマスイブで現地時間13時までの短縮取引となるなか、史上最高値を更新しました。
年末年始に株高になりやすいというアノマリーのサンタクロースラリーへの期待が維持され、リスク選好姿勢が広がっていると考えられます。

ハイテク関連は強弱まちまちとなりましたが、幅広い銘柄が買われました。
米国債利回りは低下し、株式市場は年末に向けて安定感のある推移を見せた一日でした。

セクター別に見ると、11セクター中10セクターが上昇し、1セクターのみ下落しました。
上昇したセクターのトップ3は生活必需品が+0.79%、不動産が+0.67%、公益事業が+0.55%です。
下落したセクターはエネルギーで-0.33%でした。

全面高に近い状況で取引を終えました。

個別銘柄では、メルク(MRK)、モルガン・スタンレー(MS)、オラクル(ORCL)、ゴールドマン・サックス・グループ(GS)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)などが上昇。
インテル(INTC)、アリスタ・ネットワークス(ANET)、エクソン・モービル(XOM)、アップロビン(APP)、サービスナウ(NOW)などが下落しました。

なお、本日25日(木)はクリスマスの祝日のため休場です。

本日(2025年12月25日)のUS500チャートテクニカル分析

本日(2025年12月25日)のUS500チャートテクニカル分析
(チャートは2025年12月25日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は陽線を形成し、5営業日続伸で史上最高値を更新しました。
平均足は陽転3日目で、ローソク足は平均足の上にあり、上昇トレンドを開始しつつあります。
24日は6900ポイント台の中での上昇が進みました。
目先は、さらに上昇して7000ポイントに到達するか、高値更新を契機とする反落が生じるかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引半ばからジリ高が進み、後半に上昇が加速して取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
切り上げを伴う上昇が続く中で、前日23日高値突破後に上昇が加速しました。
目先は、切り上げを伴う上昇が続くか、いったん反落するかに注目です。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

米国の主要株価指数の変化率チャート2025/12/25
(画像は2025年12月25日7時のもの)

米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US500は日中を通して小幅なマイナス圏での推移が続き、方向感に乏しい展開となりました。
日付が変わる頃から上昇基調に転じ、終盤にかけて上げ幅を拡大しています。
最終的に約+0.32%で取引を終え、主要3指数の中ではUS30に続く上昇率となりました。

US500 S&P500指数を参照したCFD
US30 NYダウ指数を参照したCFD
US100 NASDAQ100指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日(2025年12月25日)の主な米国経済指標

特になし

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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