ホーム » マーケットニュース » S&P500の振り返りと見通し:最高値圏で静かな値動き。ハイテク株への成長期待が下支え(2025年12月29日)

S&P500の振り返りと見通し:最高値圏で静かな値動き。ハイテク株への成長期待が下支え(2025年12月29日)

ニュース

先週金曜日(2025年12月26日)のS&P500の振り返り

S&P500 US500(※)
終値 6929.94 6937.6
前日比 -2.11(-0.03%) -2.1(-0.03%)

※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年12月26日(金)のS&P500は、前日比2.11ポイント安(-0.03%)の6929.94ポイントで取引を終えました。

クリスマス休暇明けで取引参加者が限られ積極的な売買が控えられるなか、年末の持ち高調整が優勢となり小幅反落しました。
ただし下値では押し目買いが入りやすい環境で、最高値圏を維持する展開となりました。

AI分野の成長期待が引き続き意識され、エヌビディア(NVDA)など主力ハイテ ク株が相場を下支えしています。

セクター別に見ると、11セクター中4セクターが上昇し、7セクターが下落しました。
上昇したセクターのトップ3は素材が+0.59%、情報技術が+0.21%、不動産が+0.13%です。
下落したセクターのワースト3は一般消費財が-0.44%、エネルギーが-0.28%、金融が-0.22%でした。

年末ということもあり、値動き自体は小さい状況です。

個別銘柄では、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)、TモバイルUS(TMUS)、アリスタ・ネットワークス(ANET)、アプライド・マテリアルズ(AMAT)、ラム・リサーチ(LRCX)などが上昇。
パランティア・テクノロジーズ(PLTR)、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)、マイクロン・テクノロジー(MU)、ゴールドマン・サックス・グループ(GS)、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(JPM)などが下落しました。

本日(2025年12月29日)のUS500チャートテクニカル分析

本日(2025年12月29日)のUS500チャートテクニカル分析
(チャートは2025年12月29日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は上下にヒゲのある実体の短い陰線を形成し、5営業日続伸後の小幅反落となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
下落したものの、上ヒゲ部分で史上最高値を更新しました。
目先は、さらに上昇して節目の7000ポイントに到達するか、26日高値を天井に下落が続くかに注目です。

<1時間足チャート分析>

一時的な上昇はありましたが、6900ポイント台を小幅に下落する1日となりました。
平均足は陰連後に陽転しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
24日高値水準で値動きが停滞しています。
目先は、24日高値を超えて上昇が続くか、24日高値は超えられず反落が進むかに注目です。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

本日(2025年12月29日)の主な米国経済指標

29日(月)24:00(米国)11月住宅販売保留指数(前年同月比)
29日(月)24:00(米国)11月住宅販売保留指数(前月比)

本日発表予定の経済指標はこちら

OANDA CFD
Twitter Youtube

Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする
一覧へ戻る