東京外国為替市場概況・10時 ドル円、伸び悩み

市場概況
 8日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。10時時点では134.89円とニューヨーク市場の終値(134.80円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。8時50分頃には本邦勢の買いを中心に135.30円まで上値を伸ばしたが、徐々に伸び悩む展開。東京仲値の値決めまでは135円台を保っていたが、仲値通過後は134.87円前後まで下押ししている。なお、時間外の米10年債利回りが先週末の引け値水準より小幅に上昇して始まったものの、市場の反応は鈍かった。
 
 ユーロドルは小動き。10時時点では1.1024ドルとニューヨーク市場の終値(1.1019ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。1.10ドル台には複数のオプションが設定されていることや、本日は英国王戴冠式記念で英国市場が祝日休場ということもあり動きにくい状況が続き、小幅な値動きに終始している。

 ユーロ円は上値が重い。10時時点では148.71円とニューヨーク市場の終値(148.54円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。149.09円まで一時上昇したが、ドル円が伸び悩むとユーロ円も買いが一服となった。日経平均やダウ先物が軟調な動きなこともユーロ円の上値を重くさせ、148.60円台まで一時戻した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.77円 - 135.30円
ユーロドル:1.1014ドル - 1.1034ドル
ユーロ円:148.57円 - 149.09円
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