9日香港株=上値重いか、主要経済指標の発表前に様子見ムード

市場見通し
 9日の香港市場は上値の重い展開か。きょうは中国で貿易統計が発表されるほか、10-11日は米国と中国で物価統計が発表される予定で、結果を見極めようと様子見ムードが強まる可能性がある。また、ハンセン指数は前日まで3営業日続伸し、終値で4月20日以来、約半月ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなりそうだ。

 一方、中国の4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)の官民発表値がいずれも節目の50を割ったことで、市場では中国政府による景気対策への期待が強まっており、引き続き一定の支えとなりそうだ。

 8日のNY株式相場は高安まちまち。週内に発表される米4月消費者物価指数(CPI)などのインフレ指標を控え様子見姿勢が強まった。ダウ平均は朝方に73米ドル高まで上昇後、165米ドル安まで下落し、55.69米ドル安(-0.17%)と小幅に反落して終了した。

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