日経平均サマリー(9日午前)

市場概況
日経平均は大幅反発 川崎汽船など海運株が大幅高

 9日の日経平均は大幅反発。前引けは223円高の29173円。まちまちの米国株を受けても上昇して始まると、寄り付きを安値に上げ幅を広げる展開。JFEホールディングスなど決算発表銘柄に非常に強い動きが見られる中、全体でも前日の下げに対する押し目買いが優勢となった。29100円近辺ではいったん上値が抑えられたが、同水準より上が定着してくると、売り手不在の様相が強まった。前日の下げ分(208円安)を取り戻し、高値圏で前場の取引を終えている。

 東証プライムの売買代金は概算で1兆5000億円。業種別では鉄鋼、海運、保険が大幅高。下落は精密機器と空運の2業種のみで、その他製品が小幅な上昇にとどまっている。日経新聞で日本郵船の前期の最終益が過去最高を更新したとの観測が報じられたことを受けて海運株が買いを集めており、川崎汽船が前引け時点で7.4%高と急騰。反面、今期の大幅減益見通しがネガティブサプライズとなった東邦チタニウムが前引け時点で18.8%安と暴落。同業の大阪チタニウムテクノロジーズも10.9%安と急落している。


日経平均
 29173.56 +223.68
先物
 29180 +230
TOPIX
 2091.27 +20.06

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