東京マーケットダイジェスト・9日 円高・株高

市場概況
(9日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=134.88円(前営業日NY終値比▲0.22円)
ユーロ円:1ユーロ=148.29円(▲0.39円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0994ドル(▲0.0010ドル)
日経平均株価:29242.82円(前営業日比△292.94円)
東証株価指数(TOPIX):2097.55(△26.34)
債券先物6月物:148.46円(▲0.20円)
新発10年物国債利回り:0.420%(△0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00100%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)          <発表値>     <前回発表値>
3月毎月勤労統計(現金給与総額、前年比)  0.8%      0.8%・改
3月家計調査(消費支出、前年比)     ▲1.9%       1.6%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。昨日に続き、本邦勢から断続的に買いが観測されると昨日高値の135.30円を上抜けて135.32円まで値を上げた。ただ、一巡後は本邦輸出企業の売りに阻まれる形で上値を切り下げる展開に。植田日銀総裁が国会答弁で「持続的かつ安定的な物価2%の達成見通しに至れば、YCCを止める」と発言したことも売りを促したほか、時間外で米10年債利回りが低下したことも嫌気され、15時過ぎには一時134.76円まで値を下げた。

・ユーロ円は弱含み。ドル円の下落につれたほか、日銀総裁のタカ派的な発言を受けて円高が進むと一時148.17円まで値を下げた。また、ポンド円は170.07円、豪ドル円は91.22円まで下げた。

・ユーロドルは小動き。総じて円絡みの取引が中心となったため、ユーロドル自体は1.09ドル台後半を中心とした動きに終始した。

・日経平均株価は反発。日銀の金融緩和が継続するとの期待感、米著名投資家ウォーレン・バフェットが日本株への投資意欲を示していることなどが買い材料視された。後場には一時310円超高まで上げ幅を拡大した。

・債券先物相場は反落。昨日の米国債が売られた影響を受けて日本国債は売りが優勢となった。午後に入っても売りが継続し、一時148.35円まで下値を広げた。

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