東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下落幅縮小

市場概況
 19日の東京外国為替市場でドル円は下落幅を縮小。12時時点では138.42円とニューヨーク市場の終値(138.71円)と比べて29銭程度のドル安水準だった。日銀の4月展望レポート見通しを上回るコア消費者物価指数(CPI)の発表後に0.40%台まで上昇した本邦10年債利回りの動意が一巡した。0.39%付近へ失速し、本邦金利上昇・円買いの動きは一服。輸入企業など本邦実需が押し目を拾う動きもあったようで、ドル円は138.28円を目先の底に一時138.60円近辺へ戻した。

 ユーロドルは限定的なレンジで上下。12時時点では1.0772ドルとニューヨーク市場の終値(1.0770ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。反落スタートの中国・香港株式市場の動きを嫌気した豪ドル/ドルへの連れ安が先行。リスク回避の動きで豪ドル/ドルは一時0.6617ドル、ユーロドルは1.0760ドル、ポンドドルも1.2392ドルまで下値を探った。その後は下落幅を縮小した。

 ユーロ円は安値もみ合い。12時時点では149.10円とニューヨーク市場の終値(149.39円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の円安推移に追随しきれず。一時売りへ傾いたユーロドルの推移が重しとなり戻りが鈍かった。
 

本日こまでの参考レンジ
ドル円:138.28円 - 138.73円
ユーロドル:1.0760ドル - 1.0780ドル
ユーロ円:149.03円 - 149.44円

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