日経平均サマリー(23日午前)

市場概況
日経平均は9日続伸 日本製紙が急騰

 23日の日経平均は9日続伸。前引けは199円高の31286円。まちまちの米国株を受けても3桁上昇スタート。高く始まった後はあまり動きがなく、31300円台に乗せると押し戻された一方、31200円は割り込まなかった。寄り付き(31245円)をやや上回って前場の取引を終了。マザーズ指数やグロースコア指数が上昇スタートから上げ幅を広げており、相対的に場中の動きが良かった。

 東証プライムの売買代金は概算で1兆6200億円。業種別ではパルプ・紙、証券・商品先物、サービスなどが上昇している一方、陸運、空運、その他製品などが下落している。証券会社が投資判断を引き上げた日本製紙が急騰しており、他の製紙株にも好影響が波及している。半面、連日でストップ高となっていたAbalanceが前引け時点で14.2%安と急落。売買代金は全市場で2位と、派手な動きが続く中で大商いとなっている。


日経平均
 31286.70 +199.88
先物
 31280 +250
TOPIX
 2184.08 +8.18

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