東京マーケットダイジェスト・23日 円方向感ない・株一転下落

市場概況
(23日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=138.58円(前営業日NY終値比▲0.02円)
ユーロ円:1ユーロ=149.77円(▲0.10円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0807ドル(▲0.0006ドル)
日経平均株価:30957.77円(前営業日比▲129.05円)
東証株価指数(TOPIX):2161.49(▲14.41)
債券先物6月物:148.68円(▲0.14円)
新発10年物国債利回り:0.395%(△0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00100%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は一進一退の動き。早朝から買いが先行し、昨日高値の138.66円を上抜けて138.80円と年初来高値を更新したが、一巡後は本邦輸出企業の売りに押される形で138.43円まで失速。日経平均株価が序盤から上昇したことを受けて再び買いが強まると138.87円まで上げたが、株価が急失速するとつれる形で138.36円まで再び下落。ただ、その後は再び138.60円台まで切り返すなど不安定な展開となった。

・ユーロ円は方向感がない。総じて日本株の動きに連動する展開となり、午前には一時150.06円まで値を上げたが、その後は株価急落とともに149.56円まで下押し。一巡すると149.80円台まで持ち直している。

・ユーロドルは小動き。1.08ドル台前半での狭いレンジ取引となった。欧州タイムに各国PMI速報値の発表が控えているとあって様子見を決め込んでいる面もあるようだ。

・日経平均株価は9営業日ぶりに反落。日本株高期待からこの日も買いが先行し、一時270円近く上昇した。ただ、経済産業省が先端半導体の製造装置など23品目を輸出管理の規制対象に加えると伝わり、一気に下落。指数は一時260円安近くまで急速に値を下げた。足元で相場上昇が続いていたこともあり、利益確定売りも重なった模様。

・債券先物相場は反落。昨日の米債券相場が下落した流れを引き継いで売りが先行。一巡後は下げ渋る場面があったが、午後に入ると売りが再開し148.63円まで下値を広げた。

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