ニュース
喫煙の健康リスクを巡るカナダでの訴訟で、日本たばこ産業(JT)は3日、米英のたばこ会社2社とともに計325億カナダドル(約3兆5600億円)を支払う和解案に合意したと発表した。各社が現地シェアなどに基づき分担し、毎年の純利益に応じて分割して払う。JTは既に公表した2024年12月期決算を修正し、損失引当金約4千億円を計上する。
JTと米フィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)、英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)それぞれのカナダ法人が、裁判所に書面を2月27日に提出した。和解は裁判所の承認を経て正式に成立する。
共同通信社提供

Provided by
共同通信社
東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。