伊藤忠会長「多少の無理あった」

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 伊藤忠商事の岡藤正広会長は3日、セブン&アイ・ホールディングス創業家が断念した自社買収(MBO)計画について「スキーム(枠組み)に多少の無理があったと思う」と話した。計画に出資を見送った理由として、金融機関の計画への融資が決まらなかったことや、タイの財閥チャロン・ポカパン(CP)グループが参画しなかったことなどを挙げた。

 川崎市で開いた自社イベントの後、記者団の取材に応じた。伊藤忠は創業家の要請を受けて出資を検討していた。伊藤忠傘下のファミリーマートと、セブン―イレブンの物流共同化によるコスト削減を考えていたという。


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