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財務省は3日、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会を開き、政府が保有する商工中金株の売却状況を委員に報告した。これまで2回実施した一般競争入札は低調で大部分が売れ残ったが、委員から意見は出なかった。3月中は落札分の売却手続きを進めるため、3回目の入札は4月以降の見通しだ。
政府は商工中金の民営化に向けて6月までに保有する全株式の売却を目指している。売却収入は次世代半導体の量産を目指すラピダスなどAIや半導体分野の支援に充てる計画。ただ今後の入札で順調に売却が進むかは不透明だ。
政府は昨年、保有する全株式について1回目の入札を実施したが、落札率は約13%だった。
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