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大手百貨店３社が３日発表した２月の既存店売上高（速報）は全社が前年同月を上回った。２月上旬に中国の春節（旧正月）休暇が重なり、インバウンド（訪日客）消費が寄与した。国内の富裕層の購買も堅調だった。
前年同月比の伸び率は大丸松坂屋百貨店が４・６％増、高島屋が１・３％増、三越伊勢丹ホールディングスが０・４％増だった。寒い日が続き、温度調整がしやすいマフラーやストールなど婦人雑貨が好調だった。バレンタイン商戦も盛り上がった。
免税品売上高は、高島屋が１１・４％増、大丸松坂屋は３５・５％増、三越伊勢丹が１３・１％増だった。高級ブランド品や宝飾品などが引き続き好調だった。
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